「年金について 1老齢年金」
- 今の年金制度はどうなっているのか?
- 老齢厚生年金と国民年金の受給が始まる年齢をチェック
- 高齢(世帯主が60歳以上の無職)の収入と支出は?
- ご自身が受け取る年金額は?
今の年金制度はどうなっているのか?
高齢化社会は、ひとつの成熟した国の姿だと思います。
我が国が年金をどう設計していくのか。従来にも増して社会保障が注目されています。
今の制度が維持された場合、ご自身の年金がどうなるのかをご存じでしょうか。
老齢厚生年金と国民年金の受給が始まる年齢をチェック
老齢厚生年金の受給開始は60歳から65歳へ引き上げられています。
高齢(世帯主が60歳以上の無職)の収入と支出は?
家計調査(平成22年 総務省)では …実収入183,668円 支出…207,302円
不足分は47,116円となっており、何らかの蓄えを用意しておくことが必要ですね。
個人差がありますが、相当ご高齢の方は年金だけで生活する老後を考えていなかったのではと思います。
近頃は、「年金だけで生活ができない」といわれる人もいるようです。
もともとそういう設計ではなかったと思いますが、社会保障のニーズが変わってきているのでしょうか。
ご自身が受け取る年金額は?
毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」などで確認できます。
- 50歳未満の人…加入実績に応じた年金見込み額
- 50歳以上の人…定期便が印刷された時点の年金制度に加入し続けた仮定の年金見込み額
- (年金受給を始めている人には見込み額が印字されていません)
ねんきん定期便が届いていない方は、日本年金機構に届けている住所が間違っている可能性がありますので、ご相談下さい。